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偵察! ギルドダンジョン なの

2008年09月07日 21:01


 ギルド、まったり銭湯団…… ではなく、まったり "戦闘" 団。戦闘している時間よりも、限りなくまったりしている時間の方が長い、正に名は体を表すギルドである。
 ところで、まったりはともかく、戦闘という文字は何処に行ってしまったのだろう? 名ばかりのギルドマスターであるレン (写真・左の人物) は久しぶりに頭を使って考えた。そうだ、ギルドダンジョンで戦闘経験値やら、戦闘技能向上にあててみてはどうか、と。



 では、ギルドダンジョンとはどういうところなのだろうか? 戦闘教信者にとって楽しいところなのか、蟻が象に立ち向かうような絶望に満ちあふれた所なのだろうか。何にせよ、わざわざチケットをとって戦いに行くのである。ここは一つ、ギルドマスターとして偵察しなければならない。さながらスパイ活動の如く。そして、楽しめるのであればそれとなく触れ回って皆で戦争に行こうと、まぁこう言う訳なのだ。
 スパイ活動には幾つかの形がある。何も、レシートほどの紙に暗号化された相手の情報を書き込み、予め示し合わせた場所に紙を放置。後ほど回収役の人間が情報を回収する―― と言ったような、あからさまなやり方だけがスパイ活動の全てでは無い。スパイ活動には以下のような物がある。



・ ヒューミント = 一般的なスパイのイメージはこれである。人間による情報の獲得、すなわち協力者からの情報提供や、誘拐による尋問、合法的な身分で相手側に入り込み情報を得る等々がそれにあたる。

・ シギント = 通信トラフィックなどの解析、暗号解読や放送の傍受などで情報を収集する。電気通信に関わるテクノロジーの発展が殆どないファーレン王国では不適当である。

・ オシント = 官報や、公共メディア等が発行する刊行物などを通じて情報収集を行う。




 この場合、どの手段を取っても実情を探ることは難しそうである。何せ、概要は既に手元にあり、後はどんな敵が出てきて、そしてどの程度の装備で…… と言ったような情報が必要だ。つまりスパイ的な手法は、ほぼ意味を成さない。

gil_1.jpg
そもそも聞いたところでこの有様である


 ここは一つ、威力偵察にでるしかあるまい。レンの孤独な偵察作戦が始まった。

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今回は単身でのミッション

 かくしてギルドマスターただ一人で、ギルドダンジョン挑戦と言う無謀な作戦に出たレン。おそらく、極めるところまで極めたガチムチな騎士や、魔術師が闇討ちしてくるのでは? そんな事を考えているのか少し膝が笑っていた。筆者が訪ねると、脚気 (かっけ) だ! と普段の穏やかな目つきが一転、般若のような顔でそう怒鳴る。
 ちなみに脚気とはビタミンB1不足から末梢神経障害などを起こす厄介な物で、同時に心不全も起こっていると言う厄介な物だ。早く病院に行かなくていいのだろうか。


偵察先を支配するギルドもまた××団だった


 今回の偵察先は、ウィルノアにあるギルドダンジョンのプレセルヴェである。これは地下二十階に渡るダンジョンで、既に某団の勢力圏であることが判明した。今回、レンは一人で威力偵察を行う。ところで、威力偵察とは何だろうと思う読者・団員もいるかと思うので説明しよう。威力偵察とは端的に言うと、蜂の巣をつつき、ノコノコと迎撃に出てきた連中の数や装備や位置などを把握する偵察方法の事である。何が言いたいのか、つまり返り討ちにあってそのまま、おっ死ぬ可能性が高いと言うことなのだ。
 今回、彼女は出かける前に同じギルドのMさんにこう言った 「逝ってきます」 と。負ける気マンマンである。こんなことで本当に大丈夫なのだろうか?


レンが叫んだ通り、金ピカである。眼が痛い


 我々の拉致に関わったアーメイ准将が関わっただけあってか、ある程度王国が関与している場所に相応しく、それ相応の補強などがされている。地下に作ったのは、単にウィルノアと言う経済的影響力が大きい自治体に、配慮してなのか。それとも、単に隠匿したかったのかは遂に分からなかった。後者だとすれば入り口こそ巌に秘匿すべきであろう。
 そんな会話を先行くレンと交わしていたその時、何者かの背後を取った。その数、十。


それは、紛れも無い同じ冒険者達だった


 出会ってしまったからには戦わなければならない。後で聞くところによると、まったく逃げる気はしなかったと言う。なにしろ、Escapeのボタンが押せない―― いや、逃げられないのだ。この戦いは。


一発だけなら、誤射かも知れない。とはもう言えない


 辛くも…… と言うより、日頃の育て方鍛錬が幸いしてか、割合あっさりと撃退することに成功したレン。入った経験値に思わずこう呟いた。

「うまうまー」

 何やら上機嫌のようで、鼻歌まで歌い出す始末。リリカル・トカレフ・キルゼムオール♪
 大魔法峠のようであるが、何故知っているのかは…… 秘匿事項だと、凄い眼で睨み付けられた。


ちなみにこれが大魔法峠のオープニング
魔法少女がサブミッションとは恐ろしいものである


 しかし、ノリノリの肉体言語も長くは長くは続かなかった。彼等は神出鬼没で、たった一人の偵察兵に対し、盛大な歓迎委員会を準備していたのだ。削られる体力、減る魔力。それこそ逃げ出したくなるくらい。


中間地点にて 「もうゴールしていいよね」


 何度も何度も手を変え品を変え、人数を変え襲いかかってくる某団団員。まるで、ショッカーの戦闘員のように何度も同じ人間が陣形やペットを変えて襲いかかってくる…… ここでレンの弱点が露呈した。つまり、MPの絶対量が足りない。

gil_8a.jpg
 勝てないと言う訳ではない。ただ弾が足りないのだ。
 アッパムー! 弾持ってこい! こんな感じである。持ってきた回復用の糧食は無印ご飯2S、いよいよ厳しくなってきたのだが、何とか最下層に辿り着いた。この時点で、彼女は偵察のテの字すら忘れており制覇する記マンマンだったことを記しておく。


gil_8b.jpg
三倍早そうな人が、CCO様顔負けの剣を持ち
ただ、たたずんでいる風景。横の女性はどこかで見たような?


 そして、最後の戦いが始まった。
 既にレンの頭の中には単独でこの戦いを乗り切る作戦しか頭に無かった。当初の威力偵察はどこかに飛んでいったようで、大魔法峠のテーマを口ずさみながら両手で斧を構えるたのだ。

「フヒヒ……」

 それは立ちふさがる某団の面々だったのか、何かの動物の声かは分からない。その音が合図にななったのだろう、最後の戦いの幕が上がったのはこの瞬間だった。ちなみに、筆者は画面の前で酒を嗜んでいた。案外、このつぶやきは筆者の物かも知れないが、だとしたら怖い。

gil_9a.jpg
何度も立ちふさがった見慣れた顔。
もう、みっくみくにしてやんよ!


 戦術的勝利に固執し、戦略的に敗北すると言うことはままある。そして、彼女の場合。自ら課した偵察任務を放棄した時に勝負は決まっていたのかも知れない。


相対した彼等は、したたかに戦った


 やや、関係ないがプログラミングなどに代表されるIT業界。彼等は、企業や個人などに大してコンピュータシステムを通じて解決策や対処法を提供する立場にある。しかし、どれだけ計算機の能力が上がろうとあらゆるニーズに対応する、またはあらゆる問題に解答を出す "銀の弾丸" は未だ見えないと言う。そして、そんな物は無いと呟く。
 同じように、過去。ガンダーラと言う都は、正にそのような都市として謳われた。だが、現実は何時だって残酷なのだ。

 なれば、目の前の問題を見失った彼女はどうなったのだろう?

gil_9c_n.jpg
 一時の勝利はあった。
 戦術的に間違ってはいなかった。但し、前提を無視した戦いは、そう長く続く物ではない。


 つまり。


熊に倒される、レン


 敗北である。
 こうして、威力偵察作戦は完了した。推測を交えて述べればギルドダンジョンは以下のような物である。

・ ギルドダンジョン内では、所有中のギルドのメンバー全てがランダムに出現する。(登場するメンバーのLvが高レベルから低レベルまで幅広かったことによる)

・ 戦闘傾向は、AIがトカマク以下なのか、物理攻撃を優先し、魔法攻撃は比較的行わない。

・ そのほか一般のモンスターは出現しない。

・ ダンジョンは再構築があるが、間の休憩所でやり過ごすことは可能な模様。休憩所以前の場所でどうなるかは分からない。(おそらく、チャレンジ終了になると思われるが、不明)

戦訓

・ 威力偵察と割り切るなら、最下層で挑まず帰るべきだった。
・ ギルドダンジョンに入る前に回復してから入るべきだった。
・ ギルドダンジョンでの経験値は結構ウマウマ
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