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失われたケモノを保健所に

2008年04月04日 22:25


 市民の安全を守るのは、現代国家では警察と言う軍事力とは違う執行機関が行うものです。しかし、民主主義後進国であるここファーレンでは、国家の暴力装置である軍人が治安維持の任務に当たることしばしばです。
 つまり、典型的な夜警国家と言う事が出来るでしょう。社会保障とかも貧弱そうで、異世界から人間を拉致召喚術で呼びつけるあたり、本気で亡国の危機なのかも知れません。

 こんにちは、レンです。姉妹揃って取っている宿に、元いた世界、それも両親からビデオレターが携帯再生機付きで届きました。今は第二の新婚を満喫してるとのこと。事情は把握してるから心配しなくても良いとのお言葉…… えっと、どう反応すればいいのでしょうか。とりあえず―― 風夏姉さん、私、妹のれな揃って叫びました。どういうこと? と。



 ところで、最近私が城の外を散歩していた時のこと。
 不審な二人組の男がいたので軽くお話を聞かせてもらうことにしました。

キリキリ吐け。いいだろう…… 労働は自由をもたらす! ビルケナウに行きたいのか?! お二人とも、そこで何をやってるんですか? 場合によっては、首と銅が泣き別れですよ(笑」

 今まで、駐禁がどうだの、やれ生粋のファーレン国民相手にパスポートを見せろとは何事だと囀っていたのが嘘みたい。そう、まるで命乞いでもするかのようにペラペラと言うには――

1. 最近どうも、恐ろしいバケモノがいるらしい。

2. それはかなりヤバい。

3. うわ、こわぃ。

 どうやらそんな感じらしく、それ以上は分からないとのこと。本当に、ただ挙動不審な二人組だった事に衝撃を受けつつも噂を追って駆け巡ります。

 すると……

[続きは下のリンクから]


 なにやら、怪しい人食いケモノが神出鬼没に駆け回ってるらしい。国を守り、ストレス解消市民の命と財産の為にそんなケモノは屠るなり、捕まえるなりしなければなりません。

「お話聞かせて!」
 肉体言語でぶいぶい言わせた所で口を割るとは思えません。ここは穏便に、心当たりがないか聞いて回る事にしました。途中会った、同じギルドの兵士さんと一緒に。情報を制するものは、戦場を制す。最大限の情報収集で、最小の労力、そして最高の戦果。基本です。


市民:ああ、あの。聞けば、恐ろしい鳴き声らしいが……


 更にこの男性からはこんな証言も飛び出しました。
 (ところで横にいる男性は随分腰が痛そうで、涙まで流してますけど、どうしたんでしょうね。

LB02.jpg
老若男女見境無しらしい。ウホッ―― とか、まぁ色々だ


 本当だとしたら、恐ろしい話です。穴と見たら即挿入なんて、何というか奔放すぎやしませんか? 最初に聞いた人食いと言うのは、主にそういう意味なのでしょうか。疑問ばかりが募りますが、兎に角ケモノ、いえこれはもう淫獣と言うべきしょうね。淫獣を追って西へ東へ。
 行き着いたには、おどろおどろしい異界への入り口がありました。つまり、ようこそ仄暗い路地裏へ…… そんな感じなのでしょうか。走って汗ばんだアンダー、温まった身体なのにどこかひんやりとした雰囲気が漂っています。

LB03.jpg
打ち捨てられた「初心者救済」の看板がまた不気味なのです


 ギルドメンバーの支援も無く、孤立無援のまま久しぶりの単独作戦 (スニーキングミッション) です。もっとも歩哨もいなければ、文明の香りも薄れてくる薄闇の中、頼れるのは自分とペットの野性的勘、そして幾多の戦場を血なまぐさく駆け回った経験だけです。
 ふと、思ったのですが、こんな経験。元いた世界では中々味わえなかったような気がします。

 しばらく探索していると、これまた如何にもと言った入り口が。
 なんというか…… Drワイリーの秘密基地とか、何というかほら。


菌の人の家っぽいですよね
あれです、あれ! バイ○ンマンベース!!


 入ると、そこはマグマ滴るさながら地獄のような光景が広がってました。あまりにもお約束すぎる展開に、これはお約束に乗っかってみるのもいいかも知れない―― どこか懐かしい殺気、背負った炎にのたうち回るのも、そう。
 奴の名は!


LB05.jpg
ああ、なつかしのミノ牛! 今では敵ですらありません


 切っては進み、ちぎっては投げ。そんな事を繰り返し、たどり着いた先にただ静かにケモノが佇んでいました。その姿はホイホイ人を食事にするようにも見えず、どちらかと言うと生物実験の哀れな成果。そうでなければ、寝不足のグラフィッカーがやっつけで作ったRPGのモンスターみたいです。

LB06.jpg
こんなのが性的な暴行を? 噂は所詮噂なのかも知れません


 何だか斬りたくないなぁと思いつつも、反面思う存分屠ってやりたいとも思うわけで。最初の一発が向こうからなら、正当防衛です! それにしても、こんな不思議生物が、一体何故?
 その回答は、淫獣をしばき倒した後はっきりしました。やっぱりコイツは淫獣だったのです……


そうさ、俺がガンダムだ。


「おさわりもパフパフも駄目だなんてっ! 絶望した! どこへでも行くが良い。」
 絶叫する哀れな魔族。色にまみれ血肉を啜りながら、生命倫理と萌えを説くようではまだまだクンフーが足りないと言うものです。
「アンタが逝くのは保健所さ。さよなら、哀れな魔物」

 こうして、暗い闇に潜む哀れな変態紳士が一人、ひっそりとその悪事に幕を閉じる事になった訳です。この国の犯罪、根深いなと改めて思いました。 
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