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そして、遠くにある波の音を聞きました

2008年03月22日 22:35


 兵士の一日は、朝礼から始まります。その時だけは王宮に出かけて当番将校、当番騎士殿と簡単な打ち合わせをするのです。とは言え、故郷の父のベースで見たような厳粛な空気が漂わず安穏とした様は、長らく戦渦がこの国を襲っていない証拠でもあるかなと。もっともその朝礼も一ヶ月に一回あるかどうか。私たち、異世界人達は自前のギルドや仲間内で各々の義務を果たすわけです。


 その日、珍しく憂鬱だった私はふと思い立ちました。
「そうだ、イールへ行こう」
 Japan Railways Corporation (注1) における京都のCMではないのだけれども、何故かそれを彷彿とさせる思いつき。そう言えばファンブルグには鉄道がないんだなぁ等と思いながら、イールまでの道を走りました。


イールまで、急げ! 何かが私を駆り立てたのです


 いつも通りのイール。私が初めて尋ねた首都以外の村。海の幸が美味しい猟師町…………
 おいしい、さかな。かゆ、うm

 ハッ! 気付けば酒場の中でした。
「どうだい? イール自慢の鰯のパイはよ」
「凄く、美味しいですよ……」

 お腹も膨らんだ所で、ふらふらと当てもなく村内を巡回です。子供が「兵隊さんだー」と近づいてきては士官服や剣をしげしげと眺めます。大きくなったら、僕も兵士になるんだ! そう言う男の子がいたり、未だ遺跡の調査に夢中な勇者捜索隊の兵士と話し込んだり。
 さて、帰ろうかな? そう思ったときの事でした。

「あのー、ちょっと」


続きは下のリンクから ↓

 所在なさげにうろうろしている老女。
 特に目的もなく何も言わずにこうしている人達は、大抵私達治安関係者や、冒険者に何か頼みたくてうずうずしている人達なのでしょう。さっきから見られているような気がします。

siosai_2.jpg
この老女、挙動不審なり



 聞けば、孫が最近寂しがっているらしい。そこで、決壊した堤防に沈みかけた旧交易所にこの村での楽しい日々を思い起こさせるようなものを取ってきて欲しいとの事。正直、あまり気は進まない物の、暇も持て余していたのでちょうど良いかな。

 ちなみに、お孫さんの名前は 「モックちゃん」 何だか、木材の骨組みっぽい名前ですけど、まぁ。
 異世界ですし。


古びた資料だけが、在りし日の漁村の繁栄を語っていました


 問題の品は、交易所地下貯蔵庫にあるらしい。地下への扉の前には子供の侵入を警戒してか、年老いた男が一人。とりあえず、色々聞いた上で事情を話すと熊手をくれた。曰く、これでお宝を探せばいいじゃないか、とのこと。とりあえず、もしアサリやハマグリが出たらお吸い物にしたいから食堂の人に話を通して貰うことに。
「そんな事より、嬢ちゃんのはまぐりを××○○」
 黙って、剣を喉元に突きつける。態度は一変…… 慌てて夕食の準備をバーのマスターにしておくよう手配してくれるとのこと。話しが早くて助かる、でもこう言う卑猥な事をあけっぴろげにニコニコ語るこの老人、やはり海の男だと言うことなのかな。

 紆余曲折ありつつも、何とか遠い子供の為に掘り当てた 「異国の銅貨」 。宇治平等院鳳凰堂が描かれ裏には算用数字の「10」と「昭和58年」の文字が。これって??


ご満悦のご婦人


 早速、渡すと気が早いのでしょう、直ぐに封筒に放り込み蜜蝋で封をし、笑顔で私にあれこれとまくしたてる。最後に、本当にありがとう―― こういわれた時、どこかモヤモヤした物が風に吹かれたようにいつの間にか無くなってました。

 バーで、ついでに掘り当てた貝や、マスターの用意した料理を頂いてファンブルグに帰る私の足取りは何処までも軽いのでした。まる。


(注1) Japan Railways Corporation
 現実世界で言うところの日本旅客鉄道株式会社。レンさんが元いた世界は日本ではあるものの少し違うらしく我々の知る日本旅客鉄道株式会社のJapan Railwaysとはちょっと違うらしい。こちらがJRならレンさんの住む日本ではJRCという事か。

筆者あとがけ.........orz)
 潮騒の贈り物。どれだけロマンティックかと思えば、孫バカの老人の頼みを聞くと言うあまりRPGっぽくないクエストでした。それを見越してか、モンスターの小憎たらしいこと! 全体魔法は大した事はなかったもののそれはLv25の話。あと、5レベル低かったらと思うと。ふむ~。
 あと、コンチェの動作改善が行われたのか、最近はサクサク動きます。本来、推奨スペックを満たしているのにカックンカックン動くほうがおかしいのです;
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