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転居することになった。

2016年08月14日 21:01

札幌から上京してから板橋区某所で、ずっと暮らしていた。

 上京後の初出勤。初めての一人暮らし、寝ても覚めても同じ天井を見つめ続けていた。

 だいたい九年間くらい。引っ越した当初は「ちょっとスペース余ってるんじゃないかな」と感じていたのだが、あっと言う間に収納にちょっとした工夫が必要になったり、ときには大ナタを振るって読まなくなった本を処分したりしたものだ。

 嬉しい時……は、あまりなかったが。苦しい時、寂しい時、切ない時、悲しい時、涙を流さずに泣いたのもこの部屋の中だった。

 一度だけ、風呂場で声を殺す様にして泣いたことがあった。あれは、不意に父がステージ3の胃がんで体重の減少から余命幾ばくも無いと知った時だけである。それ以外は、どんなに苦しくとも、悔しくとも泣かずに声にならない声を出していた様に思う。

 またある時は、Skype越しに恋人と喧嘩したことがあった。Skypeと言えば、親友と週末に長話をするときも、この部屋の中だった。
 北海道人は、長い冬に備えて部屋を娯楽の拠点化する傾向がある。私もその例に漏れず、いつ友達が攻めてきてもかまわない様に家をエンターテイメントの塊にした。
 だが、現実は非常である。仕事が忙しすぎて折角ゲームハードを買っても、休日は大体寝て過ごすかオンラインゲームをやっているか技術書を読むくらいのもの。折角そろえたPS2もWiiもXBox360も誰をもてなすことも無かった。
 積みゲーだけがアホの様に増え、部屋の機能を腐らせていたのだ。

昨年、今の共同住宅が取り壊しが決まった。

 一般賃借契約が、定期借家契約に変わり、私は次の家を探すという面倒な仕事に意欲を持てずにいた。
 この夏までは。

 ある時、ギリギリまで待っては見つかるものも見つからない。それに、今より条件の良い部屋に移住しようではないか。

 そう思ってからは早かった。物件をオンラインで探し、不動産屋に突撃。あの物件、この物件を吟味し。無事対して住所的に変わらない町に引っ越すことが決まった。引っ越した後のインターネット回線速度はギガビット級の速度が出る。今の光回線が100Mbps回線なので、これもグレードアップとなる。

 今日、引っ越しの見積もり調査が入り、明日には見積もり書がやってくる。日取りも、明日決まる。少なくとも二十一日には新居に移ることになるだろう。

 停滞していた創作活動については、あまりにも同じ場所で済み続けたが故の澱みが原因かもしれない。

 それが証拠に、最近は新しい小説を書くことも増えてきた。こちらに関しても、そう遠くない内にしかるべき場所で……当然、本家モウソウカクメイに掲載されるのは間違いない。が、それ以外の投稿プラットフォームにも作品を展開することになりそうだ。

 年単位で、新作を出していないので新しい藤 秋人の創作を楽しみに待っていただけると嬉しく思う。
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