--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

AMD愛好家が語る、自作PC事情-1

2015年07月02日 06:24

Advanced Micro Devices社製、CPU並びにAPUで作られたシステムは最強だ。

 自作PCを組んで長いが、並のIntelマシンを構築するよりもAMD系のパーツで揃えたマシンは一生の宝物になる。多分。

――Intel入ってる奴がいう「お前、いつからAmder(アムダー:自作PC界隈で、主にAMD社製CPUを使うユーザを揶揄して使われる言葉。対義語に淫厨[インテル厨房]という言葉が存在する)だ?」
「いつからも何も、齢十六の時にやってきたFMVに載っていたK6-2からのご縁でね!」

AMD.jpg

 Intel、Advanced Micro Devices(以下、AMD)、VIA Technology(以下、VIA)社は同じx-86/64アーキテクチャを土台としたパソコン向けCPUを競い合いながら作っているメーカーである。航空機で例えるならば、同じジェットターボファンエンジンを作っている異なるメーカーみたいなものだ。世界的なシェアとしては、この仕組みを最初に開発したIntelが概ね6割程度を占め、残りの3割をAMDが、産業機械へのパーソナルコンピュータ組み込み向けに残り1割、2割をVIAが占めている。

 車でいうならば、Intelはトヨタで、AMDはHONDA、VIAは……なんだろうな、適当な例えが思いつかないので、ダイハツあたりにしておこうか。

 ともかく、そういう棲み分けでなのだ。多くの人が所有するPCは、その計算能力の良し悪しに関わらずIntel製のプロセッサを搭載していることだろう。上位からCore i7、i5、i3、Pentium、Celeron、Atomとなる。

 清水の舞台から飛び降りるつもりで万能のコンピュータを欲するならば。特に入手しやすいIntel CPUを搭載するシステムの場合、まず第一にCore i7を積んでいることを確認しておきたいものだ。
 普通の人より、ちょっとイイのがほしいときはCore i5を選択すればよいし、とりあえず普通車のナンバーがほしいなら妥協を重ねてCore i3を選ぶと良いだろう。それ以下は、いわゆるバリューゾーンに属する製品でPentium、Celeronプロセッサは農作業用自動車のエンジン位に思っておけば良い。

 稀に、Intelのお天気加減で性能がややCoreシリーズに近づくことはあるが、それは競合するAMDやVIAの製品がより新しく、値ごろで性能が抜群に良くなったりするとそうなることがある。

 少しこれから先の話をすると、2016年にAMDが高性能CPU分野での新製品を投入するので、そのタイミングのいずれかでバリューゾーンCPUを強化すると言った話はあるかも知れない。今や、MacにもIntel製CPUが搭載される時代になった。そう言った意味では、もはや競合はアーキテクチャが異なるスマートフォンに採用されるARMアーキテクチャ陣営くらいしかない。

 当然ながら、業界のトップリーダーがシェアの過半数を占めるとロクなことがない。よって、Intel製CPUを採用するパソコンは多いながらも、値段は高い。もちろん、それなりの働きはする。

 さて、ここから先は『どうせ最終的に同じなら、ちょっと違った車に乗りたい』だとか、革新の先を見てみたいと言った方向けの話になる。競合するAMD社の最近の品ぞろえだ。

現在のAMDは引き合いに出したHONDAと同じように『ハイブリッドCPU』の方向で大売出し中である。具体的には、画面表示や2D・3Dの計算に関わるGPUと呼ばれるプロセッサーをCPUと同じプロセッサ内にパッケージすることで、余分な配線を省略。さらに、小数などの計算が得意なコイツにCPUだと持て余しがちな七面倒くさい計算をさせようとしている。

 このような特殊なCPUをAMD社では、APUと呼んでいる。CPUの中に、GPUを一緒に同居させようと言うアイディアそのものは1990年代から存在したが、如何せん性能が芳しくなかった。
 APUの登場により、Intelも自社のCPU内にGPUを同居させ始めたが、Intel自体がグラフィックに関しては大変弱い会社なので、性能はAPUと比べて低い。CPU単体の性能だと断然Intelに軍配が上がるのだが、この会社は映像分野のプロセッサつくりに弱いのだ。
 AMDが、CPU+GPU="APU"と両者を合体させたのに対し、あくまでINTELとしてはCPUのオマケに『GPUっぽい何か』を付与するということで自社のCPU内蔵GPUを"iGPU"と呼んでいる。モノとしてはあまりどちらも変わらないのに、INTELの方は余分に何か一個ついていそうでお得感がある。本質的には同じなのに。つまり、人はそれをマーケティングと呼ぶ。

 現在、AMDがそれこそハイブリッドカーのように普及させようと躍起になっている主力製品として、AMD AシリーズAPUがあり、A10、A8、A6、A4などのデスクトップ向けAPUがある。分かりやすいことに一番性能が良いのがA10で、特に購入するとすればこれが搭載されている物を選ぶ以外の選択肢はありえない。A8以下のAPUは、ノートパソコンになぜか搭載されていたり時々タブレットに搭載されている場合もある。

 しょっぱい……ワケでは決してない。

 ぶっちゃけ、AMDは単純計算能力面でINTELにやや劣る。その代わり、グラフィックであるとか価格面で大変パフォーマンスがよろしい。Core i7の最上位品1つの値段で、同じレンジのA10が3個は買える。エースコンバットシリーズで暗躍する南ベルカ兵器工廠(グラインダーIG社)並みの開発力を持っているということだ。

 もっとも、Core i7に対抗する製品として、細々とAMD-FXというCPUを販売しており、これにはGPUは含まれていない。その代りと言ってはなんだが、やはりCore i7最上位1個の値段でAMD-FX CPUが1.3個ほど買える。

 長くなってきたので、今回はここまで。次回は、AMDとIntelそれぞれの得意分野の違い。そして第三の男、VIAの製品についても軽く触れていこう。コメントがあると、なお執筆が捗るぞ。では、また来週。
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://iamsleeping.blog25.fc2.com/tb.php/179-6fc307c6
    この記事へのトラックバック


    最近の記事


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。