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『現代の男娼』多様化する売春・買春事情

2014年10月13日 09:50

――現代の男娼(46)、女装し警官に売り込みをかけ捕まる

 人類が、この地に文明を築いてきて以来。どの時代にも存在する産業がある。

 一つは外食業であり、食欲を満たす。次に旅館業であり、睡眠欲を満たす。最後に、性産業であり性欲を満たす。今回は、昨今の性産業について、直近起こった事件を見ながら今後の行く末を考えてみよう。



警官に買春持ちかけた容疑 韓国籍の男逮捕 愛知
2014年10月11日02時59分

http://www.asahi.com/articles/ASGBC0QM1GBBOBJB00W.html

 愛知県警中署は売春目的で客引き行為をしたとして、自称名古屋市中区新栄2丁目、韓国籍の無職李正宰容疑者(46)を県迷惑行為防止条例違反の疑いで現行犯逮捕し11日、発表した。李容疑者は男で、ブラウスにスカート姿で化粧をするなどしていたという。

 同署によると、李容疑者は10日午後11時10分ごろ、同市中区栄1丁目にある堀川沿いの駐車場で、警戒中の男性警察官に「どうする、イチゴー(1万5千円)、すべて」などと声をかけた疑いがある。




 従来、日本でメジャーな売春と言えば『女性が男性に対して行うもの』と言う印象が強く、それは今もさして変わりはない。売春防止法があるにも関わらず、実際には男性が女性を買春する場所としての各種風俗店、女性が売春によって高収入を得る為に出会い系サイトを斡旋の場として活用している現実があり、実質本邦における売春・買春については野放しと言って良いだろう。

 二十世紀終わりの常識は、二千年初頭の高度情報化社会や、ジェンダーフリーの躍進から。その性的嗜好も多様化している。分かりやすい例を示せば、日本のインターネット界隈で広く認知されているゲイ(ホモセクシャル)への好奇心・娯楽化などが挙げられるだろう。(例:真夏の夜の淫夢)

 女性の売春は言わずもかな、今回。女装した中年男性が春を売っている事が公になった。これは何を意味しているのか。昨今、生産世代或いは現役世代と呼ばれる人々の成婚率は著しく下がり、二十世紀終わりから世紀を跨いで十年ばかりで男女の分業による家庭構築・運営は、ドラスティックな変革を遂げた。また、女性の躍進により相対的に男性の給与が下がる一方。従来型の『男性に養ってもらいたい』ニーズを持つ女性が混在している。
 所得の再分配が上手く機能していなかった日本の「失われた二十年」は、これから性風俗産業の構造変化を起こすだろう。以下は、今後十年起こりうるであろう新しい売春・買春のトレンドである。

1.売春そのものは、今後十年で更に大衆化する恐れがある。一つは、高度な教育を受けたにも関わらず十分な収入が得られないことへの対症療法的なものとなる。これは、対象者が常勤就業している場合でも。手取り金額が少ない為発生する。副業として最も「安全」な産業としての売春が行われるようになる。

2.前述の「安全な売春」とは次の要素により定義される。
イ 青少年期に十分なSTD(性感染症)やHIV、避妊に関する知識を習得している。
ロ 性自認の多様化により、青少年期に同性・異性とのセックスに対して抵抗感を持たない。
ハ 高度に健全化されたSNS(ソーシャルネットワークサービス)内に、秘密の売春クラブが存在し、アフターケアは既存法に適合する形で提供されるようになる。

3.一回当たりの売春単価は下がる。既にこれは、女性が売春する場合については既に一九九〇年頃から下落し続けていると言う話もある。バブル絶頂期では、処女三十万、非処女十五万。などと言う言葉が飛び交っていた。なお、二〇一三年現在。アダルトスパムや、本稿で取り上げた男娼が提示した額から推測するに、一般的な女性が売春する際の相場は少なくて五千円、多くて三万円(回)程度と思われる。逆に、今後増えるであろう男娼については、いわゆる「男の娘」など耽美的な付加価値から一時的に一般的な女性が売春を行う場合より単価が高く設定される可能性がある。

4.売春は供給過多に陥り、個人産業として高度収斂化していく。最終的に、社会が問題を認知する頃には売春そのものへの参入障壁が高くなる。この時、多くの出会い系サイトやSNS(ソーシャルネットワークサービス)のクラブが撤退を余儀なくされる。または摘発される。但し、日本においては出生率が下がり続けていることなども鑑み、時の政府や世論によっては売春すら少子化社会へのカウンターとして利用される可能性がある。その場合、日本は世界に例を見ない管理売春国家になる可能性がある。

 以上が、何も考えずにふわっと出てきた未来予想図だ。勿論、こんな世の中になってはいけないのだろうが。
 夢の無い人々が増えている今、刻一刻と迫るディストピアの足音が、若者や未来を担う人々に暗い影を落としているのは間違いないだろう。
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