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板橋区 区議会 議会報告会

2014年05月20日 02:08

政治とは、当面の問題解決と些細な利害調整に過ぎない

 これを言ったのは、他ならぬ私自身だ。どんな政体(王政、独裁政、宗教政、共産政、民主政などなど)にも共通するのは、この部分。既に乱暴な言い方だが、更に崩すなら『三人で産まれてから死ぬまで、どう問題を解決し、互いの利益を高めて行くか』くらいの話に落ち着く。ここで言う三人は……男性二人に対し女性一人でも良い、又は女性二人に対し男性一人のどちらかである。

 さて。日本に住む我々は、選挙に行き投票する。が、当選させた政治家に直接物を言わないことに定評がある、つまり政治は何処か遠い所で起こっていると思い込んでいるのだ。つまり、日本人とは『世界に名だたる無能市民の集まり』なのだ。故に、あっさり他人の威を借りて極右や極左に陥りやすい……善と悪との頂上決戦、あとは神か仏かエホバかアラーが勝手に決着をつけるだろう。などと『政治家』を『政治屋』と言う正にコメディアンを育成してしていた。当然、コメディアンは笑いを取るのに必死だ。その結果起きた惨劇について例を挙げれば鳩山由紀夫政権が生まれ、理想(と言う名の笑い)を掲げた筈なのに気が付くと貧乏になっていた……まこと笑えない出来事が起きたのだった。

 お蔭で、夢だけでは豊かにならない……ただ反抗し、混乱を巻き起こすだけの野党に物事任せても上手くいかない。
 そして野党も、理想だけでは、最早。人も金も動かないことに気付いた。日本の政治はその幼年期をようやく終えようとしている。

「政治家や権力に投げっぱなしにしておけば、何とかなるだろ」
 
 民主主義国の国民としては、赤点まっしぐらなのが。平成二十五年度までの日本人だった。

 しかも、自由や民主主義、生存権や基本的人権は『天から勝手に降ってくる』と思ってる。そんな節が世紀を跨いだにも関わらず蔓延していた。現在、与野党問わず。そしてつい最近、下野した元与党が『政治家と政党に戻ろうとしている』これは国民が最早、盲目の羊では無い事を内外に知らしめた。

ところで板橋区――と言う場所がある。

 光学機器メーカーの集積や、印刷業で一時は名を馳せ。それ以前は、場末の田舎だった(戦前)。ここは、東京都二十三区でありながら……お世辞にも住んでる人が儲かってない街。どころか、歳出中の福祉費(高齢者医療・難病対策・生活保護etc、etc)が全体の約六割を占める街。
 そして、同時に『地元の会社が地元の住民を満足に雇用出来ず、また養えない』土地でもある。技術の街かつ、歴史ある商業都市でもあるのに、その両者が等しく衰退しつつある。沈痛極まりない自治体。

 しかし、その正体とは。
 住んでいる区民(市民)に一番心を砕いている東京二十三区である。これは、単なる事実だ。

 技術者、起業家、芸術家の輩出や蓄積も多く。何時だって、区民は自己の研鑽を忘れない。もっとも、悲しい事に新宿区や中央区、千代田区などに彼らの利益は吸われ(勤め先の本社がだいたいその辺)、税収は区に入ってこない。故に予算面で中々どうして特別区として悩ましい状態にあったのだ。

 ややもすれば、保守的と言われたこの街。ややもすれば革新的と言われたこの街。両極端にブレている場合ではない。

保守とか革新とか言う時代は終わった――

 板橋区議会一同が、立ち上がり。こぎつけた『政治家よ、受け身であるな。区民であれば誰でも参加可能。直接、区議会議員や、議会議長とサシで報告して質問や意見を募る。そうだ! 民意をこっちから汲み取りに行こう』これが、板橋区政史に後々残るであろう『議会報告会』だった。


第一回板橋区_議会報告会告知ポスター
ちなみに、告知ポスターに書かれた情報はこれだけ。
議員さんも『人が来るかな』と凄く不安だったとのこと。


彼女、彼等の本気
 初めての試みになった、今日。
 平成二十六年五月十九日。熱気に包まれ、区民は直接『自分たちの代表者と対話する』ことに成功した。同時に議員にとっても大きな衝撃に包まれた出来事だった。


第一回板橋区_議会報告会議員の面々
一瞬たりとも韜晦したり、目を逸らすことを許されなかった議員達。
そして彼らを見つめる区民もまた、彼等から目を逸らすことはなかったのである。


 『ある議員にとっては緊張そのもの』。そしてまた『ベテラン議員にとっては、すり減った情熱や理念、夢や未来が磨かれ直し、初心に返った』こともあったのだろう。

 ふと、彼等が区民と対話をしていた時。
 本質的な民主主義の空間が、そこにはあった。誰もが時間を忘れ、誰もが時間を気にした。

 機会が出来た! 意見、意見、また意見!

 当初予定を超えた二百名以上の熱気は、一体感を得るに至り。拍手の中で、誰もが次回開催を願った。


第一回板橋区_議会報告会お疲れ様でした
”なんか困っちゃったら――ウェルカム”
これは、役所だけの特権ではない。
区民と議員
議員と区民
これもまた、同じなのだ。


今後、板橋区では議会報告会、議員報告会が相次ぐようになる。しかし、これは小さくとも、大きな一歩だ。

 民主主義に乾杯

※追記にFacebook上にアップロードした記事をそのまま掲載する。なお、画像は本文中の三枚のみなので、省略することにした。
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なお、フェイスブックに掲載した本記事と殆ど趣旨は一緒な話は下記の様になります。

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 本日五月十九日に行われた板橋区 区議会 議会報告会については、圧倒的な参加人数(想定を超える)と次回開催を満場一致(気持ちの上では)。双方が望んだ地方議会と住民の良い最初の一歩になったと考えております。『これからは、板橋区民が投票し当選させた政治家を”政治屋”呼ばわりして責任を押し付けず。共に支え合って自由と民主主義、区の発展。所得やQOL(生活の質)向上へ向かって手を取り合う時代が来た』と私は考えます。
 意見、そしてまた意見。これは中東カタールの衛星テレビ局『アルジャジーラ』の社是なのだそうです……真偽は定かではありません(これを書いている時点で調べていないので記憶違いかも知れません。中東の混乱は、とてもアルジャジーラ放送の理念に沿った状況ではありません。

 しかし。こと本邦板橋区では、今日の区議会 議会報告会。その第一回を切っ掛けに。投票した区民が、議員と行政(区長、区職員)とより一層近づき。
『投票した政治家へ、会いに行く。行って話を聴き、然る後、自分達の現在と未来について真摯に支え合う関係になる』
 つまり、民主主義国家における市民本来の在り方にグッと近づいたのではないでしょうか。

 少なくとも過去は、声の大きい者達。一つの善悪にしがみつき、我が名はレギオン、何故ならば我らは――と圧力を掛けるやり方が社会の利害や生活の質の向上を助けていました。社会構造が、今よりも『集団』『全体』思考(主義)だった頃はそれでも有効でした。

 ですが、この二十一世紀。

 最早。明治憲法(大日本帝国憲法)や日本国憲法(現行憲法、連合国総司令部:GHQの私案や敗戦当時の帝国議会や内閣の手を経て公布・施行されたもの。)の様に、天から、権威から「基本的人権・自由・機会の平等・主権在民・平和」がポロンと何となく落ちてくる時代は終わりを告げました。
 護憲(法解釈)にしても現行憲法の何を守り、何を咀嚼し新たな運用を見出すのか。改憲にしても、何を変え、何を義務とし、何を権利とするか。それらはもぎ取られるのか、勝ち取るものなのか。

 今回、板橋区 区議会 議会報告会に参加された皆様におかれましては。日本国憲法の以下の一節を真剣に考えた方が多いと思います。

”第十二条  この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

第十三条  すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。 ”

 投票した議員は私達の代表です。彼女や彼等がもし、私達区民にとって『怠惰』と今まで映っていたならば。それは私達も自身の幸せや生活の質について『無関心』だったのではないでしょうか。

 我々、板橋区民は良い代表を選びました。
 彼等は、今回『不断の努力』を以て。

――政治屋ではない。
――我々は貴方達の生活と幸せと困難を共にする、貴方達の代表だ。知って欲しい。区内に住むすべての人々にとって大事なことを。そして、参加して欲しい。貴方達と我々がより良い現在と未来を紡ぐために。声を、意見を、質問を、陳情を、請願を!

 議会報告会とはこのようなものでした。

 我々もまた、議員にどんどん提案したり、問題提起を盛んにして差しあたっての『小さな幸せ』『半径五メートルの平和』を守り、何より互いに寄り添い、自然と笑顔をたたえ、互いの幸せを自慢しあう未来を。共に作ろうではありませんか。

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ここまで
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