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おでん屋にいた酔っぱらいかと思ったら、幽霊でした

2010年03月19日 01:54

 こん**は、卯月です。春とは言え、まだまだ冷え込む日も多いですね。コートを着た日に限って暑くて、着ない日に限って寒い。これは、果たして私のタイミングが悪いだけなんでしょうか?
 さて、ようやくドイツ風 (ファーレン王国は、ドイツ風と日本風がちゃんぽんになった微妙な食文化なのですよ。バケット食べた後に親子丼とかね) の食事に慣れてきた昨今、懐かしいのは日本のお蕎麦やらうどんやら、おでんやら。現代はチェーン店がありますが、もしファーレン王国にあるとしたら屋台になるんだろうなあ。そんな事を考えているとふと、懐かしい話を思い出しました。それは……


 幽霊、です。言い換えると、ゴーストですとか、そう言うのです。一般的に恐ろしいとされている物で、代表的なお化けと言うと、Q太郎ですとかホラーマンなんてのが居ます。特に、ホラーマンなんて 「ホラーマンですよ、おそろしいですねぇ、こわいですねぇ」 なんて言いながら迫って来る訳でして。大変恐ろしいですね、警察呼びますよこの変態!
 他にも例えば、『天井の染みを数えてたら、染みが人の顔に見えたばかりか、その数を数え終わってもまだ終わってなかった』 ですとか 『市松人形の髪が伸びた! とガタガタ震えていたら次の日に金髪縦ロールになってた』 など各地に恐ろしい怪談が伝わっていたのです。こう言った恐怖体験は、日本では家庭や霊地、いわゆる心霊スポットのみならず、会社にも広まっていたりします。つまり 『残業してたら、隣の部長室から妙な声がする。そっと覗いてみると、御年五十二歳の事業部長が黒ゴス着て踊ってた。猫耳もついてた』 と言った案配です。

 この変態どもめ!

 あえて怖くない話けど怖い話をを中心に紹介しましたが、本当に恐ろしいのはむしろ人間様の方でして、例えばヒンターカイフェック事件なんかは、幽霊以上に人間? の方が恐ろしい事をリアルに教えてくれます。そして、ミステリアスさ、不可解さ、恐怖心を煽ると言う意味では相当なものだと思いますよ?

 こと、オバケなんてのは分かり易く解釈する為に必要な概念だと思うのです。見えるかもしれないから怖い、見えちゃったら何かされそうだから怖い、見えたとしてあっちの意図が分からないから怖い。おっと、旅日記を書くのを横で覗き混んでた、妹のれなが半べそですね…… そんな訳で、いないオバケほど怖い物は無いのです。大丈夫、オバケなんていないよ。

 では、ここファーレン王国ではどうなんでしょうか? オバケ? いるの? そう言えばセラルカ近辺や地下洞窟にはゾンビが出るらしいから、食われないように気をつけるんだよ? と、こんな感じです。

fbg_7.jpg
殺す気で襲ってくるので、別な意味で脅威なのですよ。
でも、怖いか? って聞かれると…… いや、そのあんまり


 夏はまだ遠いながら、怪談に思いを馳せていた数日前の事。中庭をふらふらしてると冒険者が固まってひそひそ城壁の方を指さしながら、怪訝そうな顔つき。聞いてみると、変態がいる―― 変態?

** どんな変態? かは下のリンクをクリック! **
※URL直接指定の方は下へスクロール※


 変態と一口に言っても、最近は間口が広くなって困りものです。

fbg_0.jpg
なるほど、真夜中に白衣着てうろちょろしてるのは
変態かも知れませんね


 往診帰りのお医者様かも知れませんし、どっかの研究者かも知れません。もっとも、親友曰く『白衣着たヤツにろくなのはいない』 とのこと。いきなり奇声を上げて襲いかかられたら溜まった物ではありません。とりあえず、武装を解かないまま、声を掛けてみました。早く宿に帰って、Shaさんから貰った紫色の鏡について話してみようと思う訳です。声を掛けてみると、やはり研究者でした…… が、ここからが問題なのですが、折角貰った鏡を見て彼の目がらんらんと輝き出しました。厄介事の匂いがします。

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へぇ、大変貴重なものなんですね。でも、何かタダで貰いましたよ?


 はぁ、そりゃ結構な物だったんですねぇ。でも、古い物ですからそういう霊験あらたかな要素は抜け落ちちゃってると思いますし、何よりお風呂で使おうと思っているので、と言いかけた時、更に彼がヒートアップします。

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いつの間にやら、探す方向に持って行かれてました


 早く帰りたい時に、厄介事をしょいこんでしまいました。しかも精神力やら魔力を込めて鏡を見ると、幽霊のいる風景が見えるのだそうです。褒章証 (クリアの証) も出すから調べてきてくれと大フィーバーなへんt…… もとい、研究者のラステルさん。仕方ないなぁ、貰えるなら始末してきますよ、その幽霊とやらを。

 早速、魔力を通して見える風景を追いかけファンブルグの市内をあっちへこっちへ。ちょっと東とか、もっと南とか。基本的に北や西が忘れられてたり北西だとか南南東と言った分かり易いナビゲートではないので、うろうろしては魔力を流し込み、違った! と落胆しては魔力を流し込み…… 傍目から見れば私の方が変態に見えてきます。何してるんだろうあの人、と言った他の冒険者さんの視線が痛いです。
 かれこれ、十分ほどうろちょろした後、やっと鏡に見える風景が現在位置から近くなりました。

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近いらしいです


 出て来るのはゾンビでしょうか? それとも、番町皿屋敷みたいな典型的なやつでしょうか。何せ、ファーレン王国の文化は色々な国の文化が中途半端に普及していて混沌としているので、或いはホラーマンみたいなのが出てきてお茶を濁される可能性もあるんじゃないかなー。と思いながら鏡を見ると、真後ろに明らかに実体を持った良く分からない化物が! ふりむくと――

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デッカイ声で!


 間延びした酔っぱらいみたいな割れた声が響いたかと思えば、影系統の大きなモンスターが怪気炎を上げてます。暫く二人の間に漂う微妙な空気。気付けば、見知らぬ空間に飛ばされていました。話しかけてみると、オマエがいるから皆死んじゃうんだ! だの、やっぱりオイラを孤児院に連れ戻す気なんだなー! と錯乱しながら襲いかかって来るではありませんか。オバケとか、もうそう言うレベルじゃありません。


結局、いつものパターン。肉体言語でお話合いです


 切り捨て御免とでも言いましょうか。あっさり倒れた幽霊? に幾らか同情しつつも、とりあえずラステルさんに報告しないで帰る方が七代祟られそうなので、さっさと報告しに行くことにします。

「で、どうだった?」
「いえ、その、あの…… まぁ居たには居ましたし、襲ってきたので退治しましたけどね? でもあれって本当にゆうれ――」

 ガッシリ肩を掴まれ、今にも接吻でもしそうな勢いで彼はまくし立てるのです。

fbg_6.jpg
その目はやっぱり爛々と輝いてました
正直、貴方の方が怖いのでありますよ


 そう言うや否や、明後日の方向に全力疾走するラスケルさん。彼の情熱が彼が求めるオバケとの邂逅に繋がると良いのですが…… そんな事を考えながら、さて宿に戻ろうかなぁと思ったその時。

「ああ! そーだったー!」
「ぴぃぃぃい?!」

 いつの間にでここまで戻ってきたのか、またもラスケルさんの顔がドアップ。

「褒章証を渡すよ…… 私の名前も書いたし、これで換金出来るようになるはずさ」
「あ、はい。ええ。どうも~」

 あっけに取られ、鞄に褒章証をしまうとラスケルさんの姿はもう何処にもありませんでした。まだ二秒も経ってないような。

 ――アレ?


筆者あとがけ..........orz )

 そんな訳で、ファンブルグの幽霊クエをクリアしました。思ったより、肝心の彼が強くなく拍子抜けしました。文中でも書きましたが、いるかいないか分からない幽霊よりも、俗に言う未解決事件ですとか、実際に起こった怪奇事件の方が遙かに恐ろしいです。今回はヒンターカイフェック事件を文中で紹介しましたが、これはドイツの事件で今なお真相は闇の中です。ちょうどファンブルグ自体がドイツの城塞都市に似ていると言うところから、ひっぱってきましたが、読むだけで背筋が寒くなります。
 読者の皆さんは、幽霊って信じてるんでしょうか。心霊系の人からすれば、緊張して暗い場所や廃屋に行った時。具合が悪くなれば、それは幽霊の仕業なんだそうです。 ……が、よーく考えてみましょうよ。もし自分が幽霊になったら、態々そんな事しますかねー? 神道的な解釈をすれば、亡くなった方は神様になった訳ですからむしろありがたい存在になった訳でして。きっと有形無形に私達を支えてくれてる~ と言った解釈も十分説得力があります。筆者が怖いのは、生きてる人間の方です。なにせ、物理的に襲いかかってきますし、襲われたら襲われたで不意を突かれれば七割くらいは殺されちゃうでしょうし。やっぱり痛い思いはしたくないじゃないですか。
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