FC2ブログ

どん兵衛は、お手軽ニンニクマシマシの夢を見せられるか。

2020年04月05日 19:25

また、どん兵衛がやってくれた。
20200404_masimasi_1.png
『日清のどん兵衛ガチ ニンニク背脂風豚骨 マシマシ篇』 である。


 いわゆる「ラーメン二郎系カップ麺」である。どん兵衛では、以前は黄色い(ラーメン二郎の看板は黄色い)カップで、ニンニクマシマシ篇と言うラーメン二郎風うどんをセブンイレブン独占販売で展開していた。今回もまた、セブンイレブン専売の様なので食べたい人はとりあえず首都圏のセブンイレブンへ走ってみよう。売ってるかも知れない。都内だけの販売なのかも分からんが……

 今年一月には、味噌二郎を意識した『日清のどん兵衛 マシマシ篇 ガチニンニクバター味噌』を、やはりセブンイレブン限定で発売していた。

 なお、日清は同じくラ王でも同じようなコンセプトの背脂マシマシカップ麺を発売していたことがあり、日清の中の人の少なくとも十人くらいはラーメン二郎のファン。いわゆるジロリアンなのではないかと思う。一般人にとっては、ラーメン二郎や二郎系ラーメンは首都圏の流行の一環だと思われる。が、ラーメン二郎各店に共通する暗黙の了解や、無料トッピング追加の指定(これをコールと言う)が一見さんには難しく。また、2ch全盛期に『二郎系コピペ』が今でもまことしやかに囁かれ、一部では事実になりつつあることから、入店するのには勇気が必要だ。

 しかし、それが美味いなら食べたくなるのが人の性と言うものだ。

 筆者は、四~五年前に居住する板橋区内の三田線沿線にラーメン二郎があることを知り。当時、極限状態でいつ死んでもおかしくなかった頃だったので、死ぬ前に一度。常連客(いわゆるジロリアンと呼ばれる人種)や店員から「ギルティ(有罪)」と言われても良いから、美味いとされ大盛りのラーメン二郎を食べて見たくてラーメン二郎西台駅前店へ突撃した。

 結果として、親切な店主と助手さんの接客を受け、お残しをすることなくいわゆるラーメン大(これが凄く量が多い。普通のラーメンの三杯以上のボリュームがある)を食べ切ったのだ。

 話を戻そう。このラーメン二郎という店が出す「ラーメン」は、とても味が濃いことでも有名だ。化学調味料に独自のFZ醤油(二郎直系店だけが購入できる独自の醤油らしい)を掛け、じっくり煮込んだ豚骨スープは油っこく味はコクが深く濃厚だ。筆者は、ラーメンのスープも全部飲む派で、当然ラーメン二郎のスープも飲んでみたのだが、中々完食完飲とはいかない。しょっぱすぎてダメなのだ。

 行列の出来る有名店だけに、店内で着席を待っている人もいる。ニンニクが溶け込んだスープは良い匂いを放ち続けるが、このしょっぱすぎるスープを完飲したら腎臓がやられるような気もしないでもない。

 おそらく、そう言った人々の無念の内。日清食品社内に潜むジロリアン達によって完食完飲出来る「ラーメン二郎に限りなくほど近く、もしもの時の二郎切れ(ラーメン二郎には中毒性があると言われている)の際の一定のニーズに答えよう」と言うのが、この日清どん兵衛ガチ背脂風豚骨マシマシ篇なのだろう。

 このBlog記事を書くために、昨日・今日とそれぞれ一個ずつ夜と昼に食べてみたので簡単な食レポと行きたい。

1.How to cooking
2.で、味は?
3.スープは……スープは飲めるの? 完食完飲出来るの?



1.How to cooking


 フタを開けると既に加薬と粉末スープが満遍なく敷き詰められているので、ひっくり返すことのない様に注意したい。ビニールラップを剥がすと、カップから薄っすらニンニクの独特の匂いがする。フタをめくると濃厚なニンニクの香りと粉の状態にもかかわらず早くも凄まじい豚骨臭に襲われる。フタ表面に書かれている「お湯の目安量420ml」の熱湯を注ぐことをオススメする。90度のお湯では、既定の五分では麺が十分ほぐれない。

 しかし、ここに罠がある。うどんだから五分すれば、そりゃあもうモチモチよ。

 と、思うことなかれ。かやくと粉末スープがお湯を思いっきり吸っているので、五分だと麺がまだ固めでほぐれてなかったり最悪ダマになっていたりする。

 筆者推奨の待ち時間は、熱湯投入から六分半である。このくらいだと、カップうどんとしてはちょっと緩いがラーメン二郎の麺と言われれば「まぁこんな感じかな」と言う柔らかさになる。麺もちゃんと混ぜれば、十分ほぐれた状態になってくれる。

20200404_masimasi_2.png
熱湯五分では、十分に麺がほぐれず粉末スープも溶け切っていない。六分~六分半待ってみよう。


2.で、味は?

 味としては、ラーメン二郎の平均的なものを提供してくれる。なお粒ニンニクが濃厚な香りを放ち、それを覆う様にむせ返る豚骨の匂い。

 しかし、期待に反して麺の量はカップヌードルBigと同じ程度のサイズ(麺の量70g)なので、家系ラーメンや、二郎系ラーメンを食べ慣れている人なら麺やかやくは、十分もしない内に食べ終わってしまうだろう。

 ラーメン二郎各店舗で実食した経験者からすると、勢いよく食べた瞬間。麺がもう無くなっていた……と言う不思議な体験を味わうことができる。残っているのは、濃厚なスープだけになっていることに唖然とするかも知れない。

3.スープは……スープは飲めるの? 完食完飲出来るの?

 結論から言えば、このカップ麺は。実店舗では中々最後まで味わえないスープを完飲するという体験が出来るカップ麺と言える。
 だれかれ構わずゆっくりラーメン二郎風のスープを飲むことが出来る。固形の背脂はないが、液体と化した背脂の独特な味を噛みしめながらスープを完飲することが出来るのだ。

 行列に並び、スマホのブラウザから「ラーメン二郎 コールの仕方」「ラーメン二郎 ギルティ」などと調べながら、一時間も二時間も待つこともなく。席についてから着丼までの間、いつ「X番(座席番号)の方、ニンニクいれますか?」(これは、トッピングを聞かれている。)と言われた時に、スタバ並みの速度で慌ててコールをする必要もない。

 また、後ろで待っている人を気にしながらとにかく無心で分厚いチャーシューの味も分からないまま、とにかく噛み切ってごっくんしたり。丼の底から麺を引き出したり、大量の野菜をとにかく食べて……食べて。腹が一杯になった頃には、濃厚なスープが「俺のことは飲まずに帰るんだな」と後ろ髪を引かれる思いをしながら、味濃いわー、なんか凄かった。とか内心思いながらそそくさと退店する必要もない。

 このカップ麺は「ラーメン二郎って言うのは、だいたいこんな味のラーメンが平均的なラーメン屋の2.5杯~3杯以上の量出てきて、スープは完飲出来ないほど味が濃い」と言うのを事前体験できる。そんな商品だ。

 各店で異なるローカルルールや、列の並び方、開店何分前に着けば並ばずに食べられるか。そう言ったある意味で辛い体験をすることなく二郎系をお腹を壊さない量で食べられる。これは、そういう趣旨のカップうどん。

 あるいは、ラーメン二郎に行きたいが、今日は休店日。とか、二郎は食べたいがもうあの量は食べられない。なんか二郎が切れた(麻薬かよ)から適度に摂取したい時に、インスパイアかよ……とぼやきながら食べるものなのだ。
スポンサーサイト





最近の記事