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貧困問題へのとりあえずのアドバイザリ

2015年10月08日 17:23

日本における貧困問題を論ずるにあたり、まず以下の様なものと単純に定義する。

 老人の貧困問題は本稿では扱わない。

 既に手厚く保護されているからだ。(異論は大いに認める)

 本稿は、私なりのアドバイザリーである。なのでもっと良い方法もある! と、ご存知の方は積極的にコメントして頂けると助かる。

 記事が気に入ったらしシェアてくれるとなおよい。

 若者や現役世代にフォーカスを当てて考えてみよう、以下の3パターンと仮定する。

1.就業しているが、生活保護世帯の保護額を税金・健康保険・国民/厚生年金を控除後下回る。いわゆるワーキング・プア世帯

2.本人は就業出来るが、親や子供の介護などで就業出来ない世帯。

3.生活保護世帯

 このいずれか、または複数に当てはまればその個人や世帯は「相対的貧困状態」にあるといってほぼ間違いない。

 では、この3つの世帯を救うためには何が必要だろうか? いまある制度を紹介する。

 これを読んで「足りない」と思った内容が、すなわち『これから取るべき貧困対策』となる。思い立ったら、地方議員や国会議員に相談してみよう。



1.ワーキング・プア世帯


A.年金

 あまり知られていない話だが、各種減免措置を利用できる。年金については、国民年金の場合。1/2免除、1/4免除、全額免除が利用できる。


A.健康保険

 会社が加入する社会保険の場合、四半期ごとか半年ごとに保険料の等級が見直される。その時、直近の3ヶ月で一番高い額を基準として設定される。会社の人事給与を処理する担当者に相談のこと。

 国民保険の場合、均等割り制度があり、更に世帯の状況により減免措置が受けられる。板橋区なら区役所の国保年金課へ相談してみよう。


A.給与額が低すぎる

 会社に労組があれば、相談する。そもそも控除後に生活保護世帯よりも給与額が低いと言うのは、最低賃金法に違反している可能性が高い。フルタイムで働いている場合はとくに。

 パートタイムやアルバイトの場合は、この最低賃金法を満たしているかを注目してほしい。パートタイマー・アルバイト向けの全国労働組合などもあるため、そちらも活用して損はない。


2.親の介護で就労できない世帯

A.介護

 介護保険法により、要介護認定の状況によって各種サービスや施設への入所が行える。申請はやや面倒だが、ずっと面倒を見て貯金が尽き仲良く生活保護の下へずるずる滑っていくよりは、せっかくある介護保険制度を利用するほかない。

 また、板橋区では介護ボランティアの募集などを板橋ボランティアセンターなどを通じて「簡単な話し相手」「飼い犬の散歩」「家や出先での付き添い」などを募集することが出来る。

3.生活保護世帯

 生活保護に至る経緯は様々なため、ここでは病気の治療などを経て就業ブランクがあった場合を想定する。


A.職業教育

 ハローワーク(公共職業安定所)にて、年数回に分けた職業訓練校での各分野教育を受けることが出来る。テキスト代や訓練校への交通費は、生活保護から実費が支給される。


A.資格取得


 各種資格試験について、原則一回まで試験代を負担してもらえる。

 自動車運転免許などは、就業が決定し、就業条件に「運転免許」があった場合。採用決定後に、任意の教習所などに通い取得することが可能


A.就労準備教育


 キャリアカウセリングや、就労支援団体による模擬就労プログラム。作業療法プログラムなどが各地方自治体を通して、民間団体が請け負う形で行われる。利用料は掛からない場合と何らかの負担を負う場合がある。

・まとめ

 以上が、さっくりとした現代の貧困対策である。

 生活保護世帯が受けられる支援が手厚いのは、生活保護は最後のセーフティインフラであり、ここの内容を削ると本気で死人が出るからだ。

 なお、ハローワークによる職業訓練は1の世帯でも2の世帯でも平等に受けることが出来る。
 (但し、交通費や教材代は自腹だが、民間のそれより遥かに安価である)

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日本人の『貧困』に対する考え方

2015年10月08日 17:11

日本人の『貧困』に対する考え方は、実に他罰的なものだ。

 そもそも、そんな風になる奴が悪い『普通は』そうならない

 だいたいこの辺りで、思考を停止させてしまう。

相対的貧困率が上がれば、いま貧困状態でない世帯もやがて貧困世帯に転落する可能性が高まる。この点を理解しようとしない。

あるいは、したくないのかも知れない。

 相対的貧困率を下げ、個人や世帯の所得を上げ、地方自治体や国の財政を健全化することが出来れば、今現在富を持っている人の負担もそれなりに下がるのだ。

 しかし、多くの人が『貧困に陥るのは自己責任』と考える。奴らに再出発のチャンスなど与えるべきではない。努力もしないくせに。

 貧困問題は、悪行の末の出来事と思っているから出てくるこの考え方。かつて、一億総中流だった頃の「思い出補正」が強すぎて、今の現実を見ることができない。

 だからこそ、平気で困っている人間を見放すのである。


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